「代理」・「媒介」

「代理」とか「媒介」と明確に表示している場合(むしろ例外的)は問題はないが、「仲介」「委託」「代行」「斡旋」「委任」などのことばが用いられている例が少なくない。このうち、「仲介」(非常に多い)と「斡旋」(まれ)は、ほぼ「媒介」と同義であり、「委任」は、業法上でいう「代理」に相当する。「代行」は、「媒介」とことなって、相手方がきまったのちに契約の締結および履行までの事務を引きうける(契約の締結そのものは行なわないので「代理」とはことなる)ことをさすことが多いようだ。「委託」(多い)は、いちばんあいまいな言葉で、その実際の関係は「代理」の場合もあれば「媒介」の場合もある。単なる「媒介」であるのを「代理」ないし「委任」のようにみせかけて買手をさそう(代理の場合は買手は報酬を支払わずにすむため)ために、「委託」といっている場合があるから注意を要する。業者を通じて取引を行なう手順不動産業者を正しく活用することは、さきにのべたような不動産商品取引の特殊性からも必要であるといえる。

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